DIYメダカ水槽はどんな水槽か?
DIYメダカ水槽では、繁殖用のメダカを飼育しています。メインのメダカ水槽は水草があったり、ヤマトヌマエビがいたりしてメダカの卵を見つけづらく、また、いろんな種類を混泳させているので種類を厳選するために別飼育にしています。
DIYメダカ水槽は、梅酒用のプラスティック製容器を使用し大きな水槽から水を循環させている水槽です。私の飼育水槽の中で一番大きな水槽をベースとし、パイプで複数の水槽をつなげています。ヒーターなどは大きな水槽側に設置しています。
濾過層では、市販のろ材や綿を入れることで濾過できる仕組みを作っています。また、濾過層では植物を育てられるようにしています。水槽の水は栄養過多になりがちでそれがコケ発生の原因になります。植物を育てることで栄養を吸収してくれるので一石二鳥という形です。ちなみに、真ん中のバンブー以外は全て食べられるものを植えています。


梅酒用のプラスティック製容器の側面上の方に穴を開け、市販のパイプを接続し隙間はシリコンで埋めています。上から水を入れオーバーフローした分がパイプから濾過層に流れ込む仕組みです。パイプの入り口には生体が入らないようにスポンジを設置しています。
DIYメダカ水槽で飼育している生体
- メダカ
- ヒメタニシ
DIYメダカ水槽のメンテナンス
DIYメダカ水槽はオーバーフロー式で水を濾過層に流しています。そのため、底にどうしても汚れが沈澱していることがあるので、それを定期的に濾過層に流しています。
メダカの餌は1日1回。数分で食べ切れる量をあげています。過剰な分はヒメタニシに食べてもらいます。
DIYメダカ水槽に必要なもの
梅酒用のプラスティック製容器
大きさなどはお好みですが、なるべく透明度が高いものを選んだ方がいいです。透明度ならビンが上なのですが、パイプ用の穴を開けるためには自分で穴をあけることができるプラスティック製を選択しました。当初、硬化プラスチック素材の虫かごも考えましたが、穴あけが困難なため穴を開けやすい素材を選んでいます。
パイプ一式
私は13mmパイプをベースとして配管を組んでいます。この辺りは水量との相談になると思います。
底砂利
底砂、砂利などは好みです。私は砂利を敷いていますが、水草を植えるわけでもないし、バクテリアの定着もあまり気にしなくてよい水槽なので正直お好みです。
水草
メダカの産卵ようにアナカリスを入れています。
その他
この仕組みを組むには、メインとする大きな水槽、水を汲み上げるためのポンプ、濾過層を作るなら濾過層用の容器、ろ材などが必要になってきます。ポンプについては水を上に組み上げるので、ポンプの揚程(水をどれだけの高さまで汲み上げられるか)をチェックする必要があります。

個別にヒーターや照明、フィルターなどを導入すると大変なので、複数の水槽を連結できないかという考えから作成した水槽です。パイプのつまりやメンテナンス性を考えて、なるべく簡単な仕組みにしました。本当はパイプは容器の下部に設置して、一度上に上げてから下に下げるようにしたかったのですが複雑になるのでやめました。
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