アフリカンロックシュリンプとは
アフリカンロックシュリンプは、西アフリカ原産の大型の淡水エビで、その独特な摂餌行動と存在感のある姿が特徴的です。第1、第2胸脚に細かい毛が密生しており、これを広げて水中の微生物や有機物を濾し取って食べます。この様子が、まるで扇を持っているように見えることから、「ファンシュリンプ」とも呼ばれます。アフリカンロックシュリンプの体色は、ブルーや淡いピンクなど、カラーバリエーションが豊富です。脱皮と共に体色が変わることもあります。アフリカンロックシュリンプは、水槽で飼育する淡水のシュリンプの中では最大サイズではないでしょうか。アフリカンロックシュリンプの体長は最大で15cm程度にもなります。大きい部類のロックシュリンプ(アジアロックシュリンプ)よりさらに大きいです。
アフリカンロックシュリンプとロックシュリンプ(アジアロックシュリンプ)を撮影した映像です。大きさにここまでの違いがあります。
アフリカンロックシュリンプはその見た目に反して、非常に温厚な性格です。どちらかというと臆病です。常に隠れ家となる流木や岩の影に隠れており、その特徴的な手を広げて微生物や有機物を探しています。そのことから、アフリカンロックシュリンプは他の魚やエビなどと混泳が可能ではあるのですが、問題点もあります。アフリカンロックシュリンプは非常にご飯を食べるのが下手です。アフリカンロックシュリンプはどちらかというと受け身でエサを食べるので、積極的にエサを探す生体がいるとそちらにエサを食べられてしまいます。その点が飼育する上での非常に重要なポイントです。
アフリカンロックシュリンプの飼育のポイント
アフリカンロックシュリンプのギャラリー


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