ミクロソリウムをご紹介

ミクロソリウム 水草の紹介
ミクロソリウム

ミクロソリウムとは

ミクロソリウムは、アクアリウム界隈ではミツデヘラシダまたはその改良種のことを指します。ミクロソリウムは東南アジア原産でウラボシ科に属するシダの仲間です。日本でも石垣島など一部地域に自生しています。非常に丈夫で、肥料や強い照明、二酸化炭素などもあまり必要とせず、また、葉が硬いためか食害にも遭いにくいという初心者にはとてもありがたい水草です。

ミクロソリウムは、10cmから大きい種類だと30cm程度まで成長します。比較的背が高くなる水草なので水槽の中景~後景に利用するとよいでしょう。

ミクロソリウムの育て方

弱酸性から弱アルカリ性までの水質を好みます。一般的な水草が育成できる範囲内であれば特に問題はありません。水温は20〜28度程度が適温です。肥料や強い照明、二酸化炭素はなくても問題はないですが、環境を整えることで成長が促進されます。あまり強い光や栄養過多の状態にすると逆にコケ発生の原因になるので要注意です。

ミクロソリウムは、ソイルなどに植える方法もありますが、活着ができる水草なので、流木や石などに活着させるとレイアウトの幅が広がります。

ミクロソリウムの増え方

ミクロソリウムの子株
ミクロソリウムの子株

ミクロソリウムは少し面白い形で増えていきます。葉っぱのところに粒のようなもの(子株)ができ、そこから新芽が生えてくるのです。子株ができた葉っぱはそちらに栄養がとられ弱っていく傾向にあるので、トリミングすると良いです。子株はそのまま水槽にいれておくと大きくなっていきます。成長したらソイルに植えたり、活着させると良いです。

水草水槽でエビを育てる場合、食害がかなり悩みの種でした。エビが産卵・繁殖して増えるのは嬉しいのですが、どうしても水草を食べに行ってしまい、水草が弱るという悪循環がありました。そんなときに見つけたのがミクロソリウムでした。ミクロソリウムは葉っぱ自体が硬くエビに食べられることがなかったので今でもエビ水槽で子株を増やしながら元気に育っています。

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