チェリーシュリンプの飼育方法をご紹介

レッドチェリーシュリンプ 飼育方法
レッドチェリーシュリンプ

チェリーシュリンプとは

チェリーシュリンプは、観賞用の淡水エビとして非常に人気のある種類です。レッド、イエロー、ブルー、ホワイトなど名前の通り、鮮やかな体色が特徴で水槽内を華やかに彩ります。チェリーシュリンプの体長は2〜3cm程度と小型なので小さな水槽や小型の容器でも飼育することができます。またチェリーシュリンプは、水槽内のコケを食べてくれるのでお掃除要員として導入する場合もあります。ただヤマトヌマエビなどに比べるとお掃除性能は劣ります。

チェリーシュリンプの飼育のポイント

チェリーシュリンプの水槽はどれくらいがいい?

チェリーシュリンプは、体長が2〜3cm程と小型なので小型水槽や虫かごなどでも飼育できます。私は以前梅酒用の瓶にアクアリウムを作り飼育していたことがあります。

梅酒瓶水槽
梅酒瓶水槽

もちろん、大きい水槽でもOKです。チェリーシュリンプは水質の変化に敏感です。水量が多い水槽の方が水質自体は安定しやすいので飼育難易度は下がると思います。

チェリーシュリンプの水質・水温はどれくらいがいい?

チェリーシュリンプは、弱酸性〜中性の水質を好みます。過度に水質を変える石組レイアウトをしたり、牡蠣の貝殻などをいれて水質を傾けていない限りは特に気にするレベルではないです。水温は20〜28度程度の水温が適しています。他の生体にも言えることですが、極端な高温・低温はさけましょう。

チェリーシュリンプの餌はなにがいい?

チェリーシュリンプはコケや他の生体の残った餌を食べてくれるお掃除屋さんの役目も果たします。それでも良いですが、不足感があるようなら市販の人工餌を上げても良いです。比較的どのような人工餌でも食べてくれますのでそこまでこだわる必要はありません。茹でたほうれん草なども食べてくれますよ。

チェリーシュリンプの飼育における注意点

  • 水質の変化には弱いので導入する際は水合わせをしっかり行いましょう。
  • 高頻度で水替えをすると水質の変化で弱ってしまいますのでご注意ください。
  • 水草を導入する場合、残留農薬には要注意です。
  • 比較的繁殖が容易です。一度の繁殖で一気に増えますので増やしすぎには注意です。増やしすぎたことで水草の食害などが発生することがあります。
  • 大型の肉食魚と混泳する場合は捕食される可能性があります。(金魚など)特に繁殖させる場合はしっかり隠れ家を用意しましょう。
  • 稚えびは非常に小さく、ポンプに吸い込まれることがあるので、吸い込み口にはフィルターを設置しましょう。

もしチェリーシュリンプが頻繁に脱皮をしている場合は要注意です。水質悪化により脱皮を繰り返している可能性があります。脱皮は体力を使うため高頻度に脱皮している場合は対策したほうがよいです。水草やオブジェを入れた直後に起きている場合はそれが原因と考えられるのですぐに取り出して、水質悪化を防いだ方が良いです。

複数の色のチェリーシュリンプを混生させると水槽自体はとても綺麗になりますが、私はあまりおすすめしないです。別の色同士のチェリーシュリンプを交雑させると地味な色の原種に戻ることがあります。もちろん交雑することで珍しい配色になることもありますが、そのうち地味なミナミヌマエビのような姿に戻ってしまいます。できれば単色での飼育を私はおすすめします。

チェリーシュリンプは、エサを水槽にまくとどこからともなく集まってきて集団でツマツマしている姿がとても愛らしいです。ずっと眺めていられますね。

私の場合、ある程度の大きさで極端に色が薄くなった個体がいた場合、それらは隔離します。その個体から子供が生まれた時にどんどん色が薄くなる可能性があるからです。

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