ロックシュリンプ(アジアロックシュリンプ)とは
ロックシュリンプと表記した場合は、アジアロックシュリンプのことを指します。アジアロックシュリンプは、東南アジア原産の大型の淡水エビで、その独特な摂餌行動と存在感のある姿が特徴的です。第1、第2胸脚に細かい毛が密生しており、これを広げて水中の微生物や有機物を濾し取って食べます。この様子が、まるで扇を持っているように見えることから、「ファンシュリンプ」とも呼ばれます。アジアロックシュリンプの体長は最大で8cm程度になり、チェリーシュリンプやヤマトヌマエビなど、他の淡水エビと比べると存在感は格別です。
アジアロックシュリンプはその見た目に反して、非常に温厚な性格です。どちらかというと臆病です。常に隠れ家となる流木や岩の影に隠れており、その特徴的な手を広げて微生物や有機物を探しています。そのことから、アジアロックシュリンプは他の魚やエビなどと混泳が可能ではあるのですが、問題点もあります。アジアロックシュリンプは非常にご飯を食べるのが下手です。アジアロックシュリンプはどちらかというと受け身でエサを食べるので、積極的にエサを探す生体がいるとそちらにエサを食べられてしまいます。その点が飼育する上での非常に重要なポイントです。
ロックシュリンプ(アジアロックシュリンプ)の飼育のポイント
詳しくは「ロックシュリンプの飼育方法をご紹介」の記事で紹介しています。
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